U18リーグ戦県3部第1節 vs赤穂
- naoyan0708
- 2017年3月19日
- 読了時間: 4分
3月18日(土)にU18長野県リーグ3部第1節 vs赤穂高校戦が行われました。
須坂 ○ 4-1 赤穂
昨シーズンに北信リーグで優勝し、今シーズンから県3部リーグに昇格して戦うことになりました。
今シーズンから選手たちの自立を促すために、スターティングメンバー、ベンチ要因、選手交代、攻撃プラン、守備プラン、前半における相手チームの分析、ハーフタイムでの指示、等すべてを選手たち自らが行うようにしています。
この試合においても、木曜日にキャプテン、副キャプテン、部長、副部長の4人である程度のスターティングメンバーを決めて置き、金曜の練習を経て最終的に誰をスタートで使うかを決めました。
攻撃プラン、守備プランにおいても、前日にオフェンスリーダー、ディフェンスリーダーを指名しておき、1晩かけてプランを考え、試合前に約20分近くミーティングを行い、戦い方の共有を図っていました。
赤穂は短いパスを多用して、ボールを動かしながら攻撃してくチームだということは選手たちに伝えておいたので、前半立ち上がりから前から激しくプレッシャーをかけにいき、短いパスをカットして、そのままショートカウンターにいく作戦を立てていました。
立ち上がり3分、6分のところで。同じような形で前にかかり過ぎた左サイドの裏を取られ、クロスから逆サイドのフリーな選手にシュートを打たれましたが、これは2回ともシュートが外れてくれたので助かりました。
昨シーズンに立ち上がりに気合が入りす過ぎると、少し空回りをして早い段階でピンチを迎えることがあるということを反省したにも関わらず、こういった形でピンチを迎えたことは再度確認が必要だと感じました。
そんな中前半10分、カウンターで抜け出したFW北垣内が落ち着いてシュートを決めて先制しました。プランでは前半10分までに1点取るということもあったので、いい時間帯での先制点だったと思います。
その後は大きなピンチを迎えることもなく全員が高い集中力と運動量をもって試合を運び、もう一点追加して2-0という形で前半を終えました。
ハーフタイムでの後半に向けて指示もよく考えられており、またメンバーチェンジの意図も明確でいい雰囲気で後半を迎えることができました。
後半も前半同様に前からのプレス、奪ってのカウンターという構図は変わりませんでしたが、一瞬のスキをつかれ、DFラインの背後へのロングボール一発で相手FWに抜け出され1点を失いました。
ハーフタイムでカバーリングの指示が出ていたにもかかわらず、カバーが遅れ失点した場面でした。
失点後は少し押し込まれる場面も多くありましたが、そんな中で、OMF松井がスキをついて相手GKからボールを奪い3点目を奪いました。
その後すぐに左サイドから中央へこぼれたボールを北垣内が押し込み、ダメ押しとなる4点目を取りました。
昨シーズンのリーグ戦最終節須坂東戦ではここで決めきれずに終了まで2-1となる接戦となってしまいましたが、今回は点を取り切ることができたので良い結果につながったことだと思います。
そのまま試合終了。
第一節を勝利することができました。
この試合で感じたことは2年生の頼もしさです。
自分たちの力で戦うんだ。自分たちの力で勝つんだ。という気持ちが多くの選手から伝わってきて非常に頼もしく感じました。
冬を超えて一回り成長した姿が見られたかなと思います。
4月からは3年生になるという自覚が出てきたようにも感じました。
そういう意味では1年生たちは技術や戦術面では成長してきたと思いますが、まだまだチームの中心選手になれるような選手はほとんど見られません。
4月からは2年生です。名実ともに中心になっていかなければならないので、その自覚をもって成長してほしいです。
何はともあれリーグ戦初戦を勝利でスタートしたことは本当によくやったと思います。
チーム全員で勝ち取った勝利だと思います。
この調子で次の試合も見ていてワクワクするような試合をしてほしいです。
伊那まで応援に来てくださった保護者の方には心より感謝申し上げます。