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U18リーグ戦第9節 vs須坂東高校

7月31日(日)にリーグ戦第9節 vs須坂東高校が行われました。

  須坂 ○ 2-1 (前半2-1、後半0-0) 須坂東

リーグ戦グループリーグ最終節であり、リーグ1位vsリーグ2位の対決、そして両校とも自力でグループリーグ突破をするには勝つしかないといった状況の中で試合が始まった。

両チームとも高いテンション、良い集中力をもってスタートした。

この試合は、須坂東の前からの速いプレスを想定し、後方からビルドアップして全体を押し上げるよりも、速いタイミングで前にボールを送り、ウチのFW陣と相手最終ラインとの戦いに持ちこむという戦い方を選択した。

開始1分、高いテンションが空回りした瞬間にCKから失点した。

ハイボールに対して競りに行かず、小柄な相手選手にDFの頭上でヘディングシュートを打たれた。

特に1年生は中学生と高校生のプレーの違いの一つに「ハイボールの競り合い」があることを知っておいて欲しい。

全員が「ハイボールの競り合い」で負けなければ、チームにとってかなりのアドバンテージになることは明白である。

出花をくじかれた形にはなったが、選手達はその後、作戦通りに前で勝負を仕掛けて前半10分頃に左からのクロスに右MF戸井田が合わせて同点、15分頃には右からのクロスにGKの前でFW松井がシュートしてゴールポストに当たってはね返ったボールをFW北垣内が押し込んで逆点した。

前半はその後も一進一退が続いたが、そのまま終了。

ハーフタイムでは、後半に向けて以下の3点を確認した。

 ①戦い方は前半と変わらない

 ②守備時、サイドMFが下がりすぎているため相手サイドDFが自由に上がってきてプレーしているので修正すること

 ③CKやFKはゲームの流れが関係なしに得点が動くので注意すること

後半が始まって10分を過ぎた頃から、徐々に須坂東の運動量にウチの選手達がついて行けなくなる場面が出てきたが、上手く味方がカバーして得点を許さないまま時間が過ぎていった。

少しずつ相手に焦りと苛立ちが出始めた。

そうすると後半25分頃から、今度はウチのカウンター攻撃に相手がついてこられない場面が出てきて、試合終了直前まで何度もチャンスを作った。

しかし、追加点をあげられないまま試合終了。

この試合は後半のチャンスをしっかり決めていればラストはもっと楽に勝てた試合だったのかもしれない。

本当に強いチームはそのチャンスを逃さない。

そこで決めきれない弱さを改善して行かなければ、ギリギリの戦いでは勝てないだろう。

この夏の課題として取り組んで欲しい。

リーグ戦グループリーグを通して非常に評価できることもあった。

結果は7勝2分0敗 … 一度も負けなかった。

その要因のに9試合の失点数が6点と少ないこと。

また、日大2nd戦以外は2得点以上奪っていること。

これは、点を失わなければ攻撃のチャンスも多くなるということを証明しているように思う。

夏休みが終われば、リーグ戦順位決定戦、そして選手権が続く。

1回でも多く勝って、厳しい戦いの経験値を増やして、本当の強さを身に付けて欲しいと思う。

会場まで応援に来て下さった方々には感謝申し上げます。

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